みやざき応援隊のぽよいちです。
本ブログでは宮崎県の美味しいもの・素敵な場所を紹介しています。
今回紹介する商品はこちら!
冷汁ととり南蛮の定食(やよい軒)
全国チェーンの定食屋であるやよい軒で、夏季限定メニューとして「冷汁ととり南蛮(チキン南蛮)の定食」が6/17(火)から発売になったと聞き、宮崎県民として「これは食べないと!」と思い、行ってきました。
冷汁(ひやじる)について
冷汁は宮崎県の郷土料理です。冷たい味噌汁と思われがちですが、いりこやごまが効いていて薬味(大葉・茗荷)もたっぷり入っています。暑い時期にもさっぱり食べられて豆腐でたんぱく質も取れるので、夏バテ防止にも最適な食べ物です。
※ 「冷や汁」と表記することの方が多いかなと思いますが、今回の記事ではやよい軒の表記に合わせて「冷汁」とします
ぽよいち家でも春から夏にかけて冷汁をよく食べます。Yahoo!ショッピング内の「みやざき物産館KONNE」に色々なメーカーの冷汁が売っているため、まとめ買いしています。既に記事にして紹介したものは3個ですが、まだまだ紹介できていないものもたくさんあります。
チキン南蛮について
チキン南蛮も宮崎県の郷土料理です。鶏肉に塩胡椒で下味をつけて、小麦粉→卵の順に衣をつけて揚げます。最後に南蛮酢に漬け込んで完成です。宮崎県民は「衣の順番」や「南蛮酢をかけているのではなく漬け込んでいるか」にこだわりが強く、チキン南蛮風の食べ物には厳しいです…笑
小麦粉→卵の順に衣をつけると油の劣化が早いので、チェーン店・大型店ではオペレーションが難しいのは理解しつつもこだわりは譲らないままこれからも生きていくのでしょう。
過去に南蛮酢やチキン南蛮カレーの紹介をしていますので、よろしければそちらの記事もご覧ください!
食べてみた
冷汁の感想
まずは鯖のほぐし身とごまを入れずにそのまま食べてみました。麦味噌の風味が感じられて美味しいですが、鯖のほぐし身とごまを入れた方が絶対美味しいわ…と思いました。下の方に麦味噌が溜まっていたので、下から上に混ぜてから食べることをお勧めします。
次に鯖のほぐし身とごまを入れたから食べました。鯖は素焼きではなく塩焼きなので鯖単体で塩味が強めでしたが、麦味噌の塩味が控えめなので混ぜると良いバランスで食べられました!
1杯目はこんな感じ。家で食べる時にこんなに魚を入れることないので、豪華に感じました。ごはんは並盛(約150g)ですが、冷汁も同じくらい入れてみました。いつも食べている冷汁よりも圧倒的に魚の味がして、ごはんがどんどん進みます…!
やよい軒は定食のごはんおかわり自由なので2杯目です。これは冷汁2杯目あるあるだと思っていますが、「2杯目の汁足りないと困るから…と思って汁を残しすぎて、だくだくになりがち」です。
とり南蛮(チキン南蛮)の感想
通常メニューのチキン南蛮は1枚肉ですが、今回のとり南蛮はもも肉の唐揚げ3個に甘酢がかかったタイプでした。厳密にいうと衣が違うのですが、先ほどの冷汁の鯖の塩焼きと同様、全国チェーン店のオペレーションとしては仕方がないのかなと思いました。もしかしたら衣が違うから「チキン南蛮」と言わずに「とり南蛮」と言っているのかもしれないですね…。
衣はかなり薄いので、甘酢との相性は抜群で美味しかったです!あと、タルタルもとても美味しかったです!!冷汁でごはん2杯、とり南蛮でごはん2杯食べました!!
お得情報
やよい軒のアプリのクーポンを使うと30円引きになります。初回のみではありますが、ぜひお試しください!
最後に
既存の商品のオペレーションからなるべく離れないようにしつつ、それぞれの食べ物の特徴に近づけたものを提供しよう!というコンセプトが感じられて、「ここまでして宮崎名物を商品化しよう!」と思ってくれていることがとても嬉しかったです。ごはんがおかわり自由なやよい軒ということもあり、冷汁もとり南蛮もとてもごはんが進む味付けでたくさんおかわりしてしまいました!冷汁のみ・とり南蛮のみの定食でも十分なボリュームになるのに、一緒に提供してくれるのも素晴らしいです。皆様もしっかりお腹を空かせてお召し上がりください!